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| 日次/場所 | 12月1日(土)18:00開演/和歌山ディナーショー ダイワロイネットホテル和歌山 12月2日(日)13:30開演/名古屋公演 テレピアホール 12月9日(日)14:45開演/岡山公演(新堀博士特別講演付)倉敷市芸文館 12月16日(日)14:00開演/藤沢公演 藤沢市民会館 12月19日(水)19:30開演/NEワインパーティー ライブハウスN 12月23日(日) 13:00開演/奈良公演 なら100年会館(大) 他全国各地 |
| 入場料 | 1日(土)和歌山 \15,000-(ディナー付) 2日(日)名古屋 \3,000-(全席自由) 9日(日)岡山 前売\1,500ー(当日\1,800-) 16日(日)藤沢 \3,000-(一般) \2,000-(学生) 19日(水)藤沢 \4,000-(ワイン付) 23日(日)奈良 一般\2,000-(当日\2,500-) 学生\1,500-(当日\2,000-) |
| 出演 | 新堀ギターアンサンブル 新堀ギターフィルハーモニーオーケストラ 新堀ギター男性六重奏団(DANROKU) 新堀ギター女性四重奏団 各地の市民ギターオーケストラ 他 |
| 曲目 | バロック風「イギリスの想い出(早川正昭〜NE編) こうもり序曲(シュトラウス〜百瀬編) ジングルベル2007(ピアポント〜NE編) 聖夜(グルーバー〜新堀編) 他 |
| 主催 | 新堀ギター音楽院 日本教育ギター連盟(NKG) 名古屋新堀ギター音楽院(名古屋公演) 奈良新堀ギター音楽院(奈良公演) 岡山新堀ギター音楽院(岡山公演) |
| 後援 | 神奈川新聞社 日本赤十字社神奈川県支部 World Prayer Socitety(WPPS) 五井平和財団 国際ギターオーケストラ協会(IGOA) 日本ギター指揮者協会(JGCA) 国際指揮者育成新堀基金(INCEF) 他 |
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クリスマスコンサートの見どころ聴きどころ
窪田光明
【43年に渡るチャリティーコンサートとしての伝統と魅力】
いよいよ恒例の新堀ギタークリスマス(チャリティー)コンサートの時期が近づいて来ました。
ご存知のように、このコンサートは別名“キャンドルコンサート”の名で親しまれ、毎年楽しみにしているファンの方が大勢いらっしゃいます。
このコンサートの魅力は、楽しいクリスマス曲はもちろん、初めて演奏会に来られる方の為に、指揮者自らが全曲分かりやすく、楽しいエピソードを解説付きで行うというところにあります。新堀ギターはたくさんの指揮者がいますから、その解説も個性が楽しめます。今年はどんなお話が聞けるのか、それも魅力の一つですね。
また、その年に行われた超人気プログラムやスター達も続々登場しますので、他のコンサートを聴き逃した方でも楽しめます。今年は新堀ギター音楽院創立50周年のメインコンサートが9月に行われましたが、その中でアンケート第一位の大人気を博したプログラムも再演します。それは一体何という曲だったのでしょうか?それを当てるのも楽しみですね。
こうした「いいとこ取り」のコンサートですから、初めての方からオールドファンの方まで、幅広い層の方々に親しまれ、新堀グループの中でも一年を締めくくる大人気のコンサートです。
そして43年間休むことなく続いているこのキャンドルコンサートは、毎年その収益金を『日本赤十字』に寄附する“チャリティーコンサート”でもあるのです。
年末に私達音楽家が社会に具体的に貢献できることは何か?そう考えた新堀博士は、日赤を通して恵まれない人々へ収益金を寄附することを考えました。もうそれが43年間も休むことなく続いているのです。
ロウソク(キャンドル)の灯りは決して大きな照明のように明るくはないけれど、人々の心に残る温かみがあります。小さくて弱々しい私達ギタリストの灯火(ともしび)でも、それらが集まり永続すれば、やがては大きな力を生むと思います。このチャリティー精神こそが、43年間続けてきたキャンドルコンサートの真の姿であり、“新堀メソードの心の原点”でもあると言えます。
ぜひ今年も、皆様の心の中に“温かいともしび”を残せるようなコンサートになればと祈りつつ、先ずは新堀博士が、どの様ないきさつでこのキャンドルコンサートを始めたかをお伝えしましょう。
【キャンドルコンサートの心温まるフィロソフィとは】
このキャンドルコンサートに初めて来られる方のために、最初にこのコンサートの名前の由来とエピソードをご紹介しておきましょう。
1965年当時と言えば、もう今から42年前。日本国内で「ギターの演奏会」と言うと、まだかなり堅苦しいイメージがあって、ほとんどのプログラムが独奏中心で、聴衆も限られた若い年齢層でした。聴き方も、楽しむというよりは奏者の欠点を探すような傾向があり、日本の音楽の生活化は中々進んでいませんでした。その原因は、プログラム自体が一般大衆には難しい曲が多く、また大衆が親しんでいたギターは、流行歌や演歌を中心とした伴奏楽器としての認識が非常に強かったのです。
そんな社会情勢の中、「一人でも多くの人に音楽の本当の楽しさや、ギターの素晴らしさを知ってもらうにはどうしたらよいだろうか・・」と思案した新堀博士は、人々の生活に音楽が根付いていると言われるヨーロッパに行く決心をしました。この旅で新堀博士は、目から鱗が落ちる程の熱い感動のシーンに次々と出会い、“音楽が人間の社会にどんなに大切なものであるか”を痛切に思い知らされたと言います。
モーツァルトの生地ザルツブルクでは、アイスクリーム売りのおばさんは、「モーツァルトは大統領より偉い」と夢中で話し、靴屋の主人はまるで今でもモーツァルトが生きているように得意気に話す。そんな人達が街中にたくさんいて、街中誰もがモーツァルトびいきなのです。
コンサートホールもズラリと並んで、連日多彩なプログラムでコンサートを行っており、音楽がまさに生活の大切な部分であり、人生の喜びとなっている・・・そんなザルツブルクのミラベルパレス(宮殿)のホールでクリスマスの日に開かれていたある演奏が、今日の「キャンドルコンサート」のきっかけとなったのでした。
ここでちょっと、新堀寛己博士のその当時のとっても貴重な回想文を紹介する事に致しましょう。
『ミラベル宮殿のサロンコンサートは、ローソクの灯が特に心に残りました。演奏団体は“バルトーク四重奏団”でしたが、大きなフロアスタンドを4人の演奏者が囲んで身体を大きく揺り動かし、肩や頭がぶつかりそうになるほど演奏に熱中していました。僕はその時、“弦楽四重奏だって大きな彫りの深い猛烈な音楽的迫力があるのだなぁ”とつくづく思い、大変感動を覚えました。豪華な彫刻をほどこした宮殿の小さな一室は、天井がはるかに高く、フロアの広さよりも勝っているかのように思えました。テュッティ(全員合奏)の最終音は弾き終わっても、ワ〜ンとこだましてシャンデリアが風のように唸るかのように思えました。彼らの両サイドには、木の枝のように30数個の太いローソクが灯り、彫刻の合間の良く磨かれた鏡に反射して、いっそうゴージャスなサロンコンサートの醍醐味をつくり出していました。聴衆は着飾って木製の長椅子に肩を並べ、一曲終わるごとに知らない人同士が兄弟のように語り合っていたのです。その時僕は人生の幸せをひしひしと感じたのです。』
また、帰国後すぐのものにはこのようにも書かれています。
『ヨーロッパではこんなにも音楽が生活の中心であったとは、想像をはるかに越えていました。人々のものの考え方、生活の仕方から始まり、国家の音楽に対する姿勢に至るまで、いかに音楽が人間的で、創造的で、精神的に人々にとっての支えになっているか、また社会全体に貢献しているかがはっきり分かりました。そして自分自身の生き方に確実な自信と使命を感じた事が何よりの収穫でした。音楽こそ人間を豊かにして精神文化を豊かにし、人々に生きがいを感じさせるものは無いことがわかり、我々の仕事こそ最も重要であると思いました。』 (1965年10月20日発行ハーモニー誌12月号より)
そして帰国後、12月に新堀ギターの第7回公演として、日本で初めて「解説付きチャリティーコンサート」として東京の杉並公会堂で産声を上げたのがこの「キャンドルコンサート」だったのです。言うまでもなく、その主旨は“ローソクの灯のもとに聴衆と演奏者が一体となってギター(音楽)を楽しむ”というもので、日頃親しんでいる曲やその年に最も人気のあったプログラム、古今の名曲、新堀博士の斬新なアイデア満載のバラエティーに富んだ曲などを、温かい解説付きで出来る限り立派に演奏しようという会なのです。
この解説付き演奏会というのは、当時日本のクラシック音楽界では初の試みでもありました。しかし、新堀博士がステージ上で一曲一曲丁寧に解説を交えて行ったこのコンサートは大変な話題を呼び、年々聴衆やファンは増し、誰でも親しめる人気コンサートとして発展し、やがて一年の感謝を込めたチャリティーコンサートとして全国各地に定着しました。そして、1990年には「国際芸術文化賞」授賞の要因となり、1998年にはこのコンサートを通じて長年のチャリティー(寄付)活動により、「日本赤十字社」より「銀色有効章」、続いて2001年には最高賞である「金色有効章」も贈られました。
これを皮切りとして、その後、世界各地での音楽を通した長年の平和活動も認められ、各国より様々な賞を受賞し、ついに国連NGO(国際平和促進委員会)から表彰、代表者のコッパー博士(哲学博士)から「国籍や人種、宗教という壁を超越し人類を団結させた」というメッセージも届けられるまでに至りました。(その後、ダライ・ラマ法王やローマ法王からも祝福表彰されています)
そこで新堀博士は、2003年からは臆することなく、国連NGOのWPPS(World Peace Prayer Society)、五井平和財団のご協力も得て、このコンサートのメインとなるものには「平和を願って」と掲げ、平和を願った歌や曲をプログラムに入れるようになりました。「音楽と平和」は、新堀博士にとっても新堀メソードにとっても、永遠のテーマなのです。そして今日に至るまで、これら日赤からの「金色有効章」や「銀色有功章」は合計8回も受章しました。実はこうした国家レベルの素晴らしい賞を沢山頂いている、とても歴史と内容のあるチャリティーコンサートなのです。これは長年に渡ってこのコンサートを支えてきて頂いた、聴衆の皆様のご支援の賜(たまもの)であることは言うまでもありません。
日本ではステージ上に本物のローソクを灯すことは出来ませんが、当初の精神は忘れられることなく受け継がれています。そしてコンサートの最後には、1818年にあのグルーバーさんによってギターで作曲された、名曲「聖夜」を、会場の皆様全員で合唱して終わるのが伝統となっています。
【50周年、この記念すべき年にNメソ本拠の<藤沢>で開催!】
さて、キャンドルコンサートは各地で例年たくさん行われるのですが、今年はNメソ本拠である<藤沢公演>のプログラムを中心にご紹介しましょう。
今回、「平和を願って」と題した藤沢公演(12月16日(日)藤沢市民会館で午後2時より)には、新堀ギターフィルハーモニーオーケストラ(Nオケ)がメインで出演し、平和を願った歌=Let There Be Peace On Earth(レット=ゼアー=ビー=ピース=オン=アース)が演奏されます。また、今から100年以上も前のギターを再現したカルカッシギターも加えたハンドベル・アンサンブルでの賛美歌の演奏もお届けいたします。
勿論、新堀博士もタクトを執り、9月のNオケメイン公演でも人気の高かったシュトラウスの作品「こうもり序曲」、そしてドイツと公演を記念してギタオケのために編曲されたコーラス入りの「別れ」という曲も演奏します。これは単なる「さようなら」ではなく、「また必ず帰ってきます」という内容の詞で綴られる、日本でも大変なじみの深い曲です。
それから、同じくNオケ公演で爆発的人気を得て、多くのリクエストがあった曲=杉原俊範先生作曲&指揮による「風の旅人」も再演します!
これはフォルクローレで演奏される多彩な楽器が加わり、更に視覚からも大いに楽しめる曲です。
そして、NEは今年の新曲=「バロック風・イギリスの想い出」(早川正昭〜NE編)を再演いたします。NEならではの本格的ギターアンサンブルの響きを、ご堪能頂けるでしょう。
重奏では、女性四重奏団(女四)は「綿の国星のテーマ〜テンペスト」を、そしてDANROKUはキャンドルコンサート用に新曲を予定しているとか…どんなサプライズがあるのかとても楽しみですね。
この他に、楽しいクリスマス曲も演奏されます。この藤沢公演は、「平和を願って」温かさと歌声もいっぱいのコンサートになります。どうぞ皆さんもそのコーラスに加わって頂ければ嬉しいです。
また今回Nオケは、11月にヨーロッパ公演を終えたばかり、それもシュトラウスや「聖夜」をはじめ、クリスマスコンサートで演奏される曲の故郷で演奏して来たわけですから、それらのエピソードやお土産話も、各指揮者からたっぷりお聞き頂けることでしょう。
ラストは、いよいよ新堀先生の登場です。私見では、新堀先生はおそらく本物のウィンナワルツやポルカの指揮が出来る、日本でも数少ない指揮者ではないかと思います。今回は本場ウィーンで披露した話題のシュトラウスの名曲から、傑作「こうもり序曲」と「ウィーンの森の物語」2007年ウィーンバージョンで、たっぷりお楽しみ頂きたいと思います。ギターオーケストラならではの素晴らしい響きに身を委ねつつ、心はいつしかウイーンに飛んで身も心も踊ってしまいそうな、そんな魅力いっぱいの演奏です。私達演奏者も、心満つる有意義な2007年の締めくくりとできるよう、精一杯演奏させていただく所存です。
そして、最後はファンの皆様にはすっかりお馴染みですが、これがないと年を越せないとまで言われている、恒例の「聖夜」の大合唱!
聴衆と演奏者全体が一体となるこの素晴らしい感動を、ぜひ初めて会場にお越しの皆様にも味わって頂ければと思います。たくさんの皆様のご来駕をお待ちしております。
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お問い合わせ
国際新堀芸術学院エヌ企画 TEL:0466(23)8338
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