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第6回国際ギターフェスティバル
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2006(シンガポール)
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新堀ギターアンサンブル<NE>公演、大きな成功を収ました。
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 熱い拍手を送られた寺田和之指揮・新堀ギターアンサンブル(NE) 演奏、「三つの日本の風景」(早川正昭)。
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昨年(2006年)12月に、NEがシンガポールで行なわれた国際ギターフェスティバルに、ゲストとして最高の待遇で招かれ、このフェスティバル初日の12月6日(水)、午後8時よりSingapore Conference Hallに於いて公演が行なわれました。(このフェスティバルとNE公演についてはシンガポールの新聞また、演奏会当日の朝には国営放送(TV)でもPRされました) そして、NE公演翌日には、Nメソード(楽器編成、奏法、歴史、フィロソフィー)に関する講習会が、Garden Hotel Singaporeで行なわれました。
一言で言えば、NE公演は、スタンディングオベーションを受け大成功でした! 応援してくださった皆様に深く感謝申し上げます。
今回のコンサートで実際に演奏したプログラムは、以下の通りです。
【NEシンガポール公演 曲目】
1.バロック風・カンツォーネ(早川正昭 作曲〜NE 編)
第1楽章 オーソレミオ
第2楽章 帰れソレントへ
第3楽章 麦打ち
2.〔各音域チェンバロギターによるアンサンブル〕
リュート組曲第4番BWV1006aよりプレリュード(バッハ〜黒田康子編)
3.フルート協奏曲へ長調 全楽章(ヴィヴァルディ〜新堀寛己編)
フルートソロ:越部裕子
4.ベートーベンの交響曲第九番のテーマによるエレキギターコンチェルト(百瀬賢午編)
エレクトリックギターソロ:澤田直之
5.三つの日本の風景(早川正昭)
第1楽章 ソング(江差追分による)Lento
第2楽章 ドラムス(御陣場太鼓,石狩太鼓による)Allegro
第3楽章 ダンス(八木節による)Allegretto
6.〔各音域ギター6重奏=DANROKU〕ジョンゴ(ベリナティー〜垂石雅俊編)
7.〔各音域ギター5重奏=女性四重奏団〕
ビギン・ザ・ビギン〜想い出を売る店(C.ポーター〜P.セネヴィル&J.ボードロ)
8.おもちゃの兵隊の行進(イエッセル NE編) シロフォンソロ:新堀奈夕
9.エスパニア・カーニ(マルキーナ〜新堀寛己編)
【以下、アンコール】
10.バロック風フニクリ・フニクラ(早川正昭〜新堀寛己編)
11.スパニシュ・コーヒー(フランク・ミルズ〜NE編)
12.ギターソロとギターオーケストラの為の「アルハンブラ宮殿の想い出」
(ターレガ〜新堀寛己 編) プライムギターソロ:田口尋夢
13.シンガプーラ(NE 編)
この様に、演奏されたのですが、全ての曲に対して素晴らしい拍手が頂けました。そして、アンコール最後の曲は、シンガポールの人なら誰もが知っている曲ではありましたが、メロディーが演奏されると大歓声と手拍子が起こり、最後はスタンディング・オベーションとなりました。主催者のトーマス・リャウ氏は、「シンガポールで国内で著名な音楽家たちによるコンサートを幾度となく見てきたが、スタンディングオベーションが起こったのは初めて見た」と、非常に感激されていました。また終演後、ロビーには聴衆が「サインをもらうまで帰らない」と、長蛇の列が出来たほどでした。
さて、ここで今回、指揮者として活躍した寺田和之氏の感想をご紹介しましょう。
シンガポール公演を終えて NE指揮者 寺田和之
今回の海外公演も昨年の米国公演同様、「ウォー!」と言う大歓声、そして東南アジアでは珍しいスタンディングオベーションでの幕切れでした。南国のせいか、明るい雰囲気の聴衆は終始、笑顔であり、和やかな客席の空気を感じながら楽しく指揮を振る事ができました。ギターオーケストラを勉強しているという学生も多く、終演後のロビーに出ると購入したCDとサインペンを持ったお客さんが長蛇の列となって私の前に並び、サインを求められました。そんな人達から「私はアルトギターを練習しています」とか「合奏団に先月入団しました」などギターオーケストラファンならではのコメントを聞くと、本当にうれしく感じました。またさらに国際新堀芸術学院 姉妹校(音楽専門学校)に留学希望のRaj氏(シンガポール国立大学ギターアンサンブルの指揮者)とも食事をしながら夢を語る時間も持て、シンガポールもますます将来が楽しみになる事を確信しました。隣国の台湾もすでに留学生が多数来日しており、近い将来すごい勢いで発展する事が予想できるからです。
終演後のレセプションでも海外の著名なギタリストやギター製作家とも交流を持ち、たくさんの友人ができました(※フェスティバルに参加したアーティストは11月号でご紹介しています)。そして彼らに「ニイボリギターの事はすでに知っていた」と言われた事も今回驚いた事の一つです。同時に海外から私達への大きな期待と責任も感じました。いずれはギターオーケストラが日本のオリジナルではなくなり、さらには驚くほどハイレベルなギターオーケストラが海外に現れるのも時間の問題なのかもしれません!?
今回は普及の足がかりを強く実感を得る海外公演となりました。23年前ヴィクトリアホールでの新堀先生指揮第1回公演の余韻が予想以上に強く残っており、第2回目を終えた今、その事でNメソードの説得力を実感しました。
主催者のトーマス・リャウ氏をはじめスタッフのみなさん、ギターオーケストラ文化を創始し、さらに自らご指導していただきました新堀先生、そしてご支援して下さった沢山の皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。
以上が、寺田氏による感想です。
さて、翌日のNメソードに関するセミナーの講師は、NEベテランメンバーの柴山直人氏、通訳は竹内善紀氏(新堀ギター音楽院東京地区主任)、演奏はNEメンバーにより行なわれました。(竹内氏は、米国のサンディエゴ大学に留学していた経験を持ち、彼の語学力は今回大いに活かされ、スタッフとしても大活躍して頂きました。)このセミナーでは、今回の演奏会で使用したNメソードの各音域ギター、例えば、プライムギターとアルトギターでの同じ独奏曲での比較、またソプラニーノギター、チェンバロギター、バスギター、ギタロンなどの独奏、アルトチェンバロギターとプライムチェンバロギター、アルトギターとバスギターの組み合わせによる2重奏、Nメソードギターアンサンブルの基本=アルトギター1,2、プライム、バス、ギタロンによる5重奏の演奏が解説入りで披露され、また大編成のギターオーケストラのDVDの映像で、400人のギターオーケストラ、新堀博士のオリジナル交響詩「才の神」、そして2006年のNオケメインコンサートよりJ.シュトラウスの作品「春の声」が上映されました。これも大いに賑わい反響のあるセミナーとなりました。
尚、この演奏会やセミナーは、ハーモニー2月号でも紹介されています。
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 今回のフェスティバルに参加したアーティストと受講者、スタッフ達。(於:ガーデンホテル)
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